依頼者は、女性と不貞関係にあり、妻との離婚を希望していました。また、自宅が父親名義であったため、妻には離婚時に退去して欲しいという希望をお持ちでした。
一見身勝手なご希望ですので、ご依頼を受けることを躊躇しましたが、本件は、常識的にみて修復の可能性が皆無であったことや、妻側の経済的な不安を取り除くことで離婚が十分に見込める案件であったため、受任しました。
結果として、妻側に多額の解決金を支払うこと、自宅を明け渡す代わりに引っ越し代を負担することなどを条件に、離婚に合意してもらうことができました。
また、妻から不貞相手の女性に対する請求をしないという約束を取り付けることもできました。
有責配偶者からのご依頼は、人道的にみて、相手方を不当に困惑、困窮させるような場合は、お断りすることがあります。
本件は、そのような事情がなかったことからお受けしました。
仮に、離婚を請求される側からの依頼だった場合は、このような案件で夫婦関係を修復することは困難であることが多いため、10年後に裁判で離婚するか、多額の解決金をもらった上で早期に離婚するか、選択して頂く場合が多いです。
離婚に関するご相談ならどのような相談でもお気軽にお問い合わせください。
<よくあるご相談>
依頼者にとって便利な場所に、ということで、交通便利な金山に事務所を設立しました。
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