依頼者は、夫が、愛人と交際していたのを、長年にわたり耐えてきました。
古風な方でしたので、離婚をするという選択肢は考えられず、生活のため、我慢の日々を送っていました。夫が亡くなり、ようやく悩みから解放されると思った矢先、愛人が、夫の墓参りを続け、夫亡き後も、妻を侮辱し続けました。そこで、愛人に対し、慰謝料請求することになりました。
訴訟を提起後も、相手方は、全く謝罪することなく、夫と男女の関係にあったことを全面的に否定し争ってきました。
周辺の事情からすると、2人が男女の仲にあったことは明らかだったのですが、両者とも高齢ということがあり、不貞行為の存在を立証するのは至難の業でした。
それでも、ご家族の方の協力、ご本人の気持ちの強さが実ったのか、有利な条件での判決となりました。
周囲の人にとって、不貞行為の存在が明らかであっても、相手方が否認した場合、裁判では、証拠がないと勝つことができません。それでも、人の証言も立派な証拠ですので、周囲の人の協力や、客観的な状況から不貞が認定されることもあります。
証拠がないからとあきらめずに、弁護士に相談してみてください。
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