1.DVって何?
DVとは、親しい関係にある男女間における暴力です。
DVは世界共通の問題です。
世界保健機関の調査では、配偶者やパートナーから暴力を受けたことのある女性の割合は、多くの国で20~40%です。日本でも配偶者から暴力を受けたことがある人は女性26.7%/男性13.8%です(内閣府男女共同参画室平成17年度「男女間における暴力に関する調査」)。
つまり、女性の4人に1人は、夫から暴力を受けたことがあると言うことができます。
2.DVの影響
DVは、身体を傷つけるだけではありません。心の健康を大きく損ないます。うつ病や外傷後ストレス障害(PTSD)に罹患することもあります。
また、長い間、暴力の被害にさらされたことによって、話がまとまらなくなっていたり、極端に自信を喪失していたり、過度に自責的になったり、人を信用できなくなっている被害者も少なくないようです(厚生労働省 eヘルスネットの「ドメスティック・バイオレンス(DV)と心身の健康障害」に詳しく記載されています。)。
3.安全に離婚の手続を進めるために
2で書いたようなDVの影響がある場合、被害者を受けている方は、なかなか助けを求める行動を起こすことができません。その行動をきっかけに、更にひどい暴力を振るわれるかもしれないという恐怖からです。
しかし、そのまま黙って耐え続けるなら、心身の健康はどんどん悪い方へ向かいます。最悪の事態が起こる危険もあるのです。
そうかといって、自分1人だけでなんとかしよう、離婚手続を進めようなどと考えることはとても危険です。
助けを求めてください。
一度は必ず、専門家に、相談をしてください。
例えば、愛知県のホームページに、女性相談センターのページがあります。
ここです。
http://www.pref.aichi.jp/0000012699.html
ここには、土日も相談ができる電話番号が書いてあります。
もちろん、かもめ法律事務所でも、弁護士が相談に乗ります。安全を確保した上で、離婚の手続を進めることができるように、アドバイスをさせていただきます。
平成31年1月25日
離婚に関するご相談ならどのような相談でもお気軽にお問い合わせください。
<よくあるご相談>
依頼者にとって便利な場所に、ということで、交通便利な金山に事務所を設立しました。
老若男女問わず、愛知県全域の皆様から愛される事務所を目指しております。お子様連れの方やご年配の方も安心してご来所ください。