「夜帰ってくるのが遅い日が続いている」「家の中でも携帯電話を手放さない」など、配偶者に浮気の疑いが生じると、配偶者を問い詰めるなど衝動的な行動をとってしまいがちです。
しかし、後のことを考えると、衝動的な行動をとることが得策とはいえない場合があります。
浮気が原因で離婚になった場合や、浮気行為について慰謝料を請求したいと思うようになった場合には、浮気の証拠がある方が優位に物事を進めることができるからです。
配偶者を問い詰めてしまうと、携帯電話にロックをかけたり、不倫相手との外出を控えるようになったりして、証拠を掴むことが難しくなります。
そのため、本当に浮気をしているのか確認し、どのように対処するのか決定した上で配偶者に話をしていくことをお勧めします。
証拠としては、メール、写真、手紙、SNSの情報、知人からの情報などが考えられます。日付や文書全体がわかるように、保存やプリントアウトをしておくとよいでしょう。
車にGPSを付けて行動を把握し、尾行をしてホテルへの出入りを撮影する方もいます。
尾行などについては、調査会社に依頼をする方法もあります。調査会社については、きちんとしたところを選ばないと、費用が多額にかかった上、証拠としても後ろ姿やピンぼけした写真等不正確なものしか得られないこともありますので、注意が必要です。
証拠については、性的関係があると一般的に考えられる程度のものであることが重要です。
単に親しい関係であることがわかる程度であると、相手から「単に仲が良いだけ」などと言い訳をされてしまう可能性があるからです。
どの程度の証拠があればよいのか、判断をするのはなかなか難しいと思います。
一度ご相談いただくと、離婚のことも見据えて行動することができ、少しは気持ちも落ち着くと思いますので、ぜひお気軽にご連絡下さい。
平成27年10月5日
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