ドメスティックバイオレンス(DV)とは、一般的には、夫から妻への暴力を指しますが、結婚していなくても、親密な関係にあるパートナーからの暴力も含みます。
殴る蹴るといった身体的暴力だけでなく、精神的暴力や性的暴力なども含みます。
DVには、蓄積期→爆発期→安定期 といった一定のサイクルを繰り返します。そして、繰り返すたびに、サイクルの回転が早くなる傾向があります。
DVの被害を受けている女性は、暴力を受けている最中は、恐怖を感じているものの、爆発期の後には、安定期がくることから、暴力を振るっている状態の夫は本来の姿ではなく、本当は優しい人なんだと思い込もうとします。
また、恐怖心や無力感から、自分が耐えればいいという心理状態に置かれたりもします。しかし、言いなりになっていればいつかは終わると思っていても、加害者は、再びストレスを蓄積させ、やがて爆発期が訪れます。
DV夫に支配されることにより、精神的に依存状態となり、夫が何でもできるスーパーマンみたいに見えていることもあります。
やがて、エスカレートして、最悪の場合、被害者が命を落とすということもあり得ます。被害に遭われたら、勇気を出して、弁護士や女性相談センター、警察に相談してください。
保護命令とは、被害者に危害が及ぶのを防ぐため、裁判所が加害者に対して、被害者につきまとうことを禁止したり、住居から退去することを命じるものです。命令に違反した場合は、刑事罰が科されます(1年以下の懲役又は100万円以下の罰金)。
保護命令が発令されると、次のような効果が生じます。
保護命令が認められるためには、警察か配偶者暴力相談支援センターに相談に行くことが必要です。その他、配偶者から暴力や脅迫を受けたことにより生命、身体に重大な危害を受けるおそれが大きいなどの要件を満たしている必要があります。
詳しくは弁護士にご相談ください。
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