会社の上司が、仕事上の打合せであるなどとして、部下の女性宅に上がり込み後ろから抱きつく、キスをするなどの行為しました。その後、用もないのに何度か女性宅を訪問し、女性が嫌がっているにもかかわらず、無理矢理部屋に入りるなどしました。ついには、立場上、女性が断れないのを承知で性交渉に及んだという事例です。
相手方に慰謝料を請求する内容の内容証明郵便を送付しました。
すると、すぐに、相手方に弁護士が代理人として付いたという連絡がありました。
当初、性的な行為につき合意があったという反論がなされました。しかし、上司の男性には妻子がおり、明らかな不倫行為でしたので、紛争が長期化すると離婚に発展しかねないという懸念もあったため、100万円を支払う内容での和解に応じました。
会社や組織内での立場の違いを利用したセクハラ行為は、表面化しづらいだけで、実は、とても多く発生しています。
加害者の側は、本件のように、同意があると勘違いしているケースも多いです。これに対し、被害者は、立場上、人事権を握られていたり、断りづらい立場にあることが多いため、泣き寝入りしがちです。
被害に遭われた場合は、身近な人に相談するとか、会社のセクハラ相談室などを利用されると良いと思います。もちろん、弁護士にご相談頂ければ、法律的な権利や対策などをお話することができます。
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